何が起きたか
経済産業省は2026年10月16日、TSMCと子会社JASMが申請した熊本第2工場の生産計画変更を認定した。変更後は3nmのロジック半導体を2028年12月までに生産開始し、月産6000枚(300mmウエハー換算)の生産能力を計画する[1]。2024年2月の認定計画は6nmと12nmが主力で、月産4万8000枚だった[1]。設備投資規模は122億米ドルから108億米ドル、日本政府の最大助成額は7320億円から6451億5000万円に変わった[1]。
なぜ重要か
変更の理由について、AI(人工知能)の急速な進展で市場環境が大きく変わったためと説明している[1]。主力は6nm・12nmから3nmへ世代が進む一方、月産は4万8000枚から6000枚へと8分の1になる[1]。助成の上限額は約12%減った[1]。ただし報道によると、3nm化で総投資額は少なくとも157億米ドルに増える見通しで、最終的な生産能力は補助額に応じて決まるという[1]。今回の数値は認定された計画値であり、実際の生産規模はまだ固まっていない。
関係する企業・工程とサプライチェーン上の位置
JASMは熊本県で半導体の受託製造を担うTSMCの子会社であり、ウェーハ上に回路を作る前工程の工場にあたる。第2工場の3nm品は2028年第4四半期の初回出荷を見込み、納入先は日本の顧客が中心である[1]。第1工場も同日に計画が変更され、22/28nmを主力に40nmを加え、月産5万5000枚から5万枚になった[1]。
知りたいことは分かりましたか?
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