千歳に先端半導体のR&D拠点、三菱地所など3者が協定

公開日:分類:投資作成者:hysd(SemiCompass運営者)

このページの目次
  1. 何が起きたか
  2. なぜ重要か
  3. 関係する企業・工程とサプライチェーン上の位置
  4. 関係する企業・工程
  5. 出典

何が起きたか

三菱地所は2026年10月23日、千歳市およびNTTドコモビジネスと連携協定を結んだと発表した[1]。目的は、先端半導体の研究開発を担う新しい場を千歳美々ワールドに作ることである。名称は仮称で、Chitose Technology Frontierという[1]。場所は千歳市の工業団地、千歳美々ワールドの第1期Fブロックである[1]。三菱地所がエリア開発、NTTドコモビジネスがICT(情報通信技術)基盤の企画と推進、千歳市が全体統括と総合企画を担う[1]。

なぜ重要か

千歳美々ワールドでは、Rapidusの製造・開発拠点、LSTC(技術研究組合最先端半導体技術センター)の先端後工程の拠点、産総研の高NA EUV露光装置を備えた研究開発拠点の整備が進んでいる[1]。新拠点は、前工程から後工程まで一貫して研究開発と検証ができる環境を整え、各工程の連携で開発ループを速めることを目指す[1]。前工程はウェーハ上に回路を作る段階、後工程はチップを切り出して組み立てる段階である。あわせて、国内外の企業や研究機関の交流を促し、フィジカルAIやGX(グリーントランスフォーメーション)など需要産業との接続や、人材の育成・採用につながる環境整備も行う[1]。

関係する企業・工程とサプライチェーン上の位置

この拠点は、半導体の研究開発の場を提供する取り組みであり、特定の製造工程の装置や材料を扱うものではない。同じ地区には、リソグラフィ(回路パターンを光でウェーハに転写する工程)の高NA EUV露光装置を備えた拠点と、先端パッケージを含む後工程の拠点が集まる[1]。前工程から後工程までの各段階の研究をつなぐ場として位置づけられている[1]。

工程:リソグラフィ(塗布・露光・現像)工程:先端パッケージ

出典

  1. 千歳市に先端半導体のR&D推進拠点を形成、三菱地所ら:R&D推進や人材交流を図る(外部サイト)EE Times Japan公表日: