用語段階:前工程

走査型電子顕微鏡

読み
ソウサガタデンシケンビキョウ
英語
scanning electron microscope
別の表記
SEM

公開日:作成者:hysd(SemiCompass運営者)

ひとことで言うと

細く絞った電子ビームで試料の表面を走査し、出てくる電子から像を作る顕微鏡である。

このページの目次
  1. 関係する工程と企業
  2. 関係する用語
  3. 理解度チェック
  4. 出典

走査型電子顕微鏡(SEM)は、Scanning Electron Microscope の略で、細く絞った電子ビームで試料の表面を走査し、出てくる電子から像を作る顕微鏡である。

光ではなく電子を使うため、光学顕微鏡では見えない細かさの形を観察できる。電子ビームを当てると、試料の表面から二次電子などが出る。その量を検出して、場所ごとの明るさの違いとして像にする。電子が空気に邪魔されないように、試料は真空の中に置く。

半導体の製造では、ウェーハ上に作ったパターンの形や寸法を調べるために使う。露光やエッチングの後に、パターンが設計どおりに仕上がっているかを確かめる。パターンの線幅を測ることに特化した装置を、測長SEMという。ほかに、欠陥の観察や、チップを切断した断面の観察にも使われる。

理解度チェック

本文の内容から答えられる問いです。答えを選ぶと、正しいかどうかと解説が出ます。

問1

半導体の製造で、走査型電子顕微鏡(SEM)が使われる場面として、正しいものはどれか。

答えと解説を見る

答え:2. 露光やエッチングの後に、パターンの形や寸法を調べる

SEMは、ウェーハ上に作ったパターンの形や寸法を調べるために使う。露光やエッチングの後に、設計どおりに仕上がっているかを確かめる。

出典